4人に1人ともいわれる子どもの便秘。その予防を図ろうと、北杜市の小学校で便秘をテーマにした授業が開かれました。
北杜市の須玉小学校で行われた授業は、中央市にある穀物食品メーカーとNPO法人「日本トイレ研究所」が開催しました。
6年生の児童24人が参加し、担当者から便を作る大腸の働きや便通を改善するのに必要な食物繊維について説明を受けました。
そして児童は便秘についてのクイズに挑戦し、食物繊維が足りていないときの便の状態や、腸内細菌によって免疫力が高まることなどを学んでいました。
NPO法人の調査によりますと小学1年生では4人に1人が便秘傾向とみられ、遊びを優先して排便を我慢してしまうことや、小食で腸への刺激が少なすぎることなどが原因と考えられるということです。
男子児童は「食物繊維でうんちがよくなり、学校を休まずけがや病気をしにくくなるので食物繊維をたくさんとろうと思いました」と話していました。
女子児童は「インフルエンザや新型コロナがはやっているので、食物繊維をたくさんとって免疫力を高めたい」と話していました。
日本トイレ研究所の松本彰人さんは「子どもの便秘は社会課題で、大人になっても持ち越すリスクがあるので、子どものうちから便秘にならないよう、生活習慣を整えることを伝えていきたい」と話していました。
北杜市 子どもの便秘予防テーマに小学校で食育授業|NHK 山梨県の ... - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment