大学食物4年、広戸小学校でお米や黒豆をテーマとした出前授業を実施!
2023年10月19日 食物学科
9月29日(金曜)、大学食物学科4年の中山真知子研究室に所属する学生3名が、卒業研究の一環で広戸小学校(津山市市場)で米や黒豆をテーマとした出前授業を実施しました。
広戸小学校とは2020年度に岡山県の事業を連携して実施したことがきっかけとなり、毎年食物学科4年生の卒業研究で「食育」をテーマとした取り組みを共同で実施しています。
本年度は、「地域で学ぶ食育活動の実践」をテーマに、1年を通して児童と農業体験などの活動を行ってきました。
そしてこの日、研究の集大成として学生が児童に向けて、お米や地場産物である黒豆をテーマとした出前授業を実施しました。
まずは、鈴木一生さん(香川県観音寺総合高校出身)が、5年生を対象に「お米」をテーマとした食育授業を実施しました。
お米の主成分は人間のエネルギー源となる「炭水化物」で、人間がお米を食べて消化・吸収していく仕組みや、炭水化物が身体にどのような作用を及ぼすかなどを、自作した媒体を使用しながらわかりやすく説明しました。
その後、吉川遼さん(愛媛県済美高校出身)と知念万里菜さん(沖縄県知念高校出身)が、3年生を対象に「黒豆」をテーマとした調理実習を実施しました。
まずは児童と一緒に黒豆ゼリーを作りました。調理工程を説明し、安全に調理が行えるようサポートを行いました。
また、ゼリーが固まるまでの間を利用し、大豆についての講義を行いました。
大豆は、「絞る」「乾燥させる」「加熱する」「発酵する」などの工程を踏み、「おから」「高野豆腐」「湯葉」「納豆」など様々な加工食品へと生まれ変わることを、自作の媒体を用いて説明しました。
黒豆ゼリーを皆で試食しながら、「今日食べる黒豆もどのように大きくなっていったのか、育てた人の力や気持ちが込められていることを感じて、美味しく食べてもらいたい」と児童たちへメッセージを送りました。
児童からは、授業について「楽しく学べた」「大豆か色々なものに変わることが分かった」「大豆を育ててくれて嬉しかった」などの感想がありました。
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