上越市教育委員会は6日、市立小学校の5日の給食で児童1人がアレルギー症状を発症する事故があったと発表した。牛乳・乳製品にアレルギーがある児童の給食に対し、誤って乳成分が入った原材料を使ったという。児童は救急搬送されたが体調を回復、6日午前に退院した。
教育総務課によると、児童は5日午後0時半ごろ、給食中にせき込み、じんましんなどを発症。学校に常備されている症状を緩和する自己注射薬「エピペン」を教職員が児童に打った後に県立中央病院に救急搬送された。
同日のメニューに使われた加工品の原材料に乳成分が含まれていた。この児童には個別のメニューで対応をしているが、栄養教職員が乳成分は使用されていないと思い込み、配合成分表の確認も怠った。調理員も納入時、原材料に乳成分が使われていることを見落としたという。
市教委は、「保護者の意向」として学校名や児童の学年などを明らかにしていない。「研修などを強化してアレルギー対応の徹底を図りたい」としている。
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食物アレルギー児童に乳成分含む給食 「エピペン」注射し、救急搬送:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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