下関市の新しい学校給食センターが完成し、ことし4月の稼働を前に、市内では初となる食物アレルギーに対応した専用の調理室などが公開されました。
この学校給食センターは、市内の中心部にある小中学校の給食施設や南部学校給食共同調理場の老朽化などに伴って、下関市が委託した民間企業が建設しました。
16日は、給食センターで竣工式が行われ、関係者がテープカットをして完成を祝いました。
施設には、煮炊きしても部屋の温度が上がりにくい14機の回転釜を備えた調理室をはじめ、洗米から計量・炊飯など一連の工程を自動で行う炊飯室には、金属の異物の混入を検知する機器も備えられています。
また、下関市では初めて、食物アレルギーがある子どもたちの給食に対応できる専用の調理室も設けられ、アレルギーの原因になる卵や小麦、えびなど、7品目を除いた給食を1日に最大100食まで用意できるということです。
新しい学校給食センターは、1日、最大8000食の給食の提供が可能で、4月から市内の22の小中学校に給食を提供する予定です。
下関市の前田市長は、「おいしくて安心安全な給食を提供していきたい」と話していました。
新学校給食センター完成 食物アレルギー対応調理室公開 下関|NHK 山口県のニュース - nhk.or.jp
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