食物学科3年、授業の一環で真庭市の高齢者に食育講座!
2023年12月25日 食物学科
12月15日(金曜)、大学食物学科3年が「栄養教育論実習Ⅰ」の授業の一環として、落合総合センター(真庭市落合)で高齢者を対象とした食育講座を実施しました。
この取り組みは、公益社団法人真庭市シルバー人材センターが高齢者の健康増進を目的に企画したもので、2021年から始まり今回で3回目の開催となります。
また、本会場以外にも別日で12月11日(月)に湯原保健福祉センター、12月22日(金)に北房文化センターで、午前の部は男性、午後の部は女性と分けて開催されています。
この日の午前の部では、70~90代の男性10名が参加しました。
まず学生が調理作業に入る前に、献立名や調理のポイント等を説明しました。
今年のテーマは「カルシウム」で、「黒豆ご飯」「麻婆豆腐」「春雨サラダ」「小松菜のアーモンド和え」「杏仁豆腐」のお弁当づくりを行います。
説明後に、各班に分かれて調理作業を開始しました。
学生たちは具材の切り方や調理手順などを説明し、一つ一つの作業を丁寧にサポートしていました。
普段の食生活、食の好み、家での出来事などを話し、参加者と学生の会話も弾んで楽しそうに作業を進めていました。
調理後は、学生が「骨骨(こつこつ)とろう!カルシウム!!」というテーマで栄養教育を行いました。
カルシウムの必要量や身体への作用などを説明し、骨粗鬆症にならないための生活習慣や、カルシウムを多く含む食材などを紹介しました。また、先ほど調理した献立それぞれに含まれるカルシウム量について話し、普段の食生活から積極的にカルシウムを摂取するよう呼びかけました。
参加者からは、「普段作らない料理だったのでレパートリーが増えた。早速妻に作ってみようと思う」「家では凝った料理をすることがなかったので勉強になった」「学生のみなさんが優しく教えてくれてとても楽しかった」
学生からは、「普段あまり関わる機会の少ない世代の方と、新鮮な気持ちで調理をすることができました」「大学での調理実習とは違い、地域の方に調理指導をするという貴重な体験ができました」「皆さんはとても意欲的で、料理にも一人一人個性が溢れており指導する側も楽しかったです」
学生たちは地域交流を行いながら、普段の授業とは違った視点から実践的な学びを得ることができました。
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