永谷園は21日、2年目となる食物アレルギーに関するオンライン出前授業を10月からスタートしたと発表した。
オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品の各社は、食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現に貢献することを活動理念として、「プロジェクトA」と名づけて、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、啓発活動に協同で取り組んでおり、その一環として10月18日に、兵庫県の小学6年生39名を対象に今年度第1回となる食物アレルギーに関するオンライン出前授業を実施した。
出前授業は、昨年5月に発行し全国の小学校へ無料配布している副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』を活用し、子どもたちの記憶に残る機会をつくり、食物アレルギーに対する理解・関心を深めてもらうことを目的に、小学5・6年生向けに昨年10月からスタートした。
2021年度は計4校で実施し、延べ287名の児童が参加。2022年度も副読本10万部を全国で配布しており、オンライン出前授業も10月から開始した。2022年度のオンライン出前授業の実施校については追加での申込を12月末日まで受け付けており、副読本の無料配布申込にも随時対応している。
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