カカオニブ
大さじ3杯(30g)= 190kcal
苦くてカリカリ食感のカカオニブは、カロリーも栄養価も高い。そもそもカカオニブとは、チョコレートの原料であるカカオ豆を丸ごとローストして、小片に粉砕したもの。そのため、加工が少ない(そして砂糖を加えていない)チョコレートのようなものと考えることができる。
つまりカカオニブは、心臓病リスクの減少や脳機能の改善効果のあるフラボノイドを含む、より濃縮されたカカオ由来の抗酸化物質の供給源と言えるのだ。
「激しい運動をするとフリーラジカルが放出され、体が急性炎症を起こします。アスリートはカカオニブのような抗酸化食品を摂取することで、これらのフリーラジカルに対抗することができます」とエジソンさんは説明する。
20人の被験者を使った研究では、ダークチョコレート(カカオニブはダークチョコレートと同じくらい苦い)を食べることで、酸素をどれだけ効率的に使用できるかの尺度であるVO2 max(最大酸素摂取量)が改善することが分かった。
大さじ3杯のカカオニブからは、たくさんの抗酸化物質だけでなく9gの食物繊維を摂取できる。医学誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』に掲載された最新の調査では、食物繊維の摂取量が増加するにつれ、心臓病や呼吸器疾患などによる早期死亡のリスクが低下することが判明した。
さらに、カカオニブは健康状態を高めてくれる鉄、マグネシウム、銅、マンガンなど、いくつかの重要なミネラルの供給源でもある。
カカオニブの食べ方は、オートミールやヨーグルト、サラダに加えるのがおすすめ。自家製のエナジーバーやエナジーボールに入れるのもOK。コーヒー豆と一緒に挽くと、朝のコーヒーにチョコレートのような風味を追加することができる。
translation : Mutsumi Matsunobu photo : Getty Images
>>『ランナーズ・ワールド』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
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