大手電子部品メーカーが新たに食物アレルギーの子ども向けの商品の開発や食事を提供する施設を試行的にオープンすることになりました。
食物アレルギーについてはレストランなどの飲食店では法律上、表示の義務がなく、アレルギーの人が外食を楽しむのが難しいケースがあるといいます。
そこで、大手電子部品メーカーが東京・世田谷区に試行的にオープンする「matoil factory」という新たな施設では、自宅で安心して楽しめる食物アレルギー対応の食事の商品開発や、予約制で食事の提供を行うなどの取り組みを展開する計画です。
17日は内覧会が開かれ、施設を訪れた食物アレルギーがある人などが子どもたちと卵や牛乳などを使っていないケーキづくりを体験し、クリスマスツリーの形にあんこのクリームを飾り付けるなどして家族と一緒においしそうに味わっていました。
参加した30代の女性は「私もアレルギーがあるので、安心して食べられる場所があるのはとてもうれしいです」と話していました。
施設の代表を務める谷美那子さんは「アレルギーがあることを気にせずに食事や外出を楽しめて、“ずっとアレルギーと付き合っていける”と思えるようにしていきたい」と話していました。
施設は来週オープンする予定です。
食物アレルギーの子ども向け施設 試行的にオープンへ|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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