カロリーはカロリーだが、個人によって事情は異なる
ヨー博士は、健康や体重維持のためにカロリーが重要かどうかを疑問視しているわけではない。カロリーは基本的な測定単位であり、体重を減らすためには食べた分以上のカロリーを消費しなければならないというのが物理学上の法則だ。 しかし、カロリー計算で自分がどれだけエネルギーを摂取しているか知ることはできても、食後の満足感や30分以内の空腹感など、食べ物が自分にどのような影響を与えるのかを理解するのには役立たない。 例えば、タンパク質や食物繊維などの栄養素は、満腹感を長持ちさせ、消化に使うエネルギーも大きいため、ダイエット中のカロリーカットにも効果的だという研究結果がある。 持続可能な方法を説明せずに食べる量を減らすように指示してもそれは役に立たないことがあるので、文脈が重要だとヨー博士は述べている。 「食べる量を減らしたり、活動量を増やしたりするのが難しい人がいるのは、複雑だからだ」 体重は、最終的には摂取カロリーと消費カロリーによって決定されるが、ライフスタイルの違い、買い物や料理にかかる時間、健康的な食品や栄養情報の知識などの要因によっても、人それぞれの方程式は複雑になる。 「その人の環境要因を考慮せずに、個人の責任だけを押し付けることは役に立たない」
ダイエットを成功に導く、より正確なカロリー計算とは(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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