食物アレルギー児向けにエンターテイメント情報を発信している「アレルギーっ子の旅する情報局CAT(2015年発足、代表:村田 愛)」は、食物アレルギーがある子どもの感情を伝える絵本『アレルギーっ子チルチルと青カボチャ』の販売を、2021年にWEBページで開始しました。そして、この度、2021年10月26日に開催される、第7回みんなのEXPO2021(アレルギー)の当団体ブースにて、絵本を販売することとなりました。
「アレルギーっ子の旅する情報局CAT」公式サイト: https://usapen.info/
■食物アレルギーがある子がどんな気持ちでいるのか、どうしたら楽しめるのかを伝える
国内の子どもの5人に1人が、食物アレルギーと言われている現在。食物アレルギーの子どもが作る!読んでいて楽しくなるアレルギー啓発絵本を作りたい!と思い、小学校4年生、中学校2年生の(当時)食物アレルギーをもつ2人の子とともに、2020年に絵本製作のプロジェクトを立ち上げました。
食物アレルギーのこと、原因や治療法、どう配慮をしていけばいいのかを示した情報サイトや書物は実は日本にたくさんあります。ただ、その中に「当事者の声」「気持ち」をメインに置いたものは少なく感じます。当事者である子どもたちの声をもっといろんな人に知ってもらいたい。どうやったら知ってもらえるのか‥‥と考えたとき、物語として伝えるのはどうかと考え、さらにより分かりやすく小さい子でも楽しみながら読めるように表現するため、絵本という形となりました。
発行資金としてクラウドファンディングに挑戦し、目標金額の144%を達成。無事150部発行することができました。
当初はクラウドファンディングでのみの配布という形でしたが、増刷を希望する声が多数あり2021年からWEBページでのみの販売を開始しました。
■なぜハロウィンなのか。なぜ青いカボチャなのか。
ハロウィンは仮装した子どもたちが家を練り歩きお菓子をもらいます。そのため、卵乳製品小麦などを食べることができない食物アレルギー児はハロウィンを楽しむことができませんでした。
そんな背景から、2014年アメリカの団体、Food Allergy Essentials(FARE)
は「Teal Pumpkin Project」を立ち上げました。ハロウィンの飾りの定番といえばオレンジ色のかぼちゃですが、食物アレルギー児向けに、おもちゃやアレルギー配慮のおかしを配る家は青いカボチャを飾る。これが「Teal Pumpkin Project」です。
この絵本で登場する青カボチャは、ここから由来しています。
■絵本概要
◆あらすじ
今日は1年に一度訪れるハロウィン!みんなはお菓子をもらえるとニコニコわいわい!だけど、チルチルはこの時期いつもしょんぼりしています。ハロウィン当日、チルチルは青いカボチャの衣装を着てハロウィンの仮装行列に参加します。「チルチル、なんで青いカボチャなの?」みんなは不思議そうな顔でチルチルに問いかけます
青いカボチャの意味とは、そしてチルチルの気持ちとは!?食物アレルギーの有無に関係なく、すべての子どもに読んでもらいたい1冊です。
◆販売サイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/eghyq
◆販売価格
2,200円(税込み)
■第7回みんなのEXPO2021(アレルギー)開催概要
開催日時: 2021年10月26日(火)10時~19時
会場 : 京王プラザホテル4階 花 ほか
〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
主催 : 第7回みんなのEXPO2021(アレルギー)実行委員会
一般社団法人日本環境保健機構
食物アレルギーっ子の気持ちを伝えるハロウィンの絵本 10月26日開催の「みんなのEXPO2021(アレルギー)」 - アットプレス(プレスリリース)
Read More
No comments:
Post a Comment