新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は、花粉症や食物アレルギーなどがある人も接種は可能としたうえで、症状が短時間で出る人は接種後30分間経過を観察するよう全国の自治体に通知しました。
来月12日から高齢者へのワクチンの接種が始まるのを前に、厚生労働省は自治体などに向けて、接種を行う前の予診での注意点をまとめました。
それによりますと、過去に薬や食品などで重いアレルギー症状が出なかったかを確認し、ワクチンの成分で重い症状が出た人には接種をしないよう求めています。
中でもファイザーのワクチンに含まれる「ポリエチレングリコール」はアレルギーなどがあっても本人が原因と気づいていないおそれがあり、薬や洗剤、化粧品などさまざまな製品に使用されているため、丁寧に聞き取りをしてほしいとしています。
また、1回目の接種後にアナフィラキシーを起こした人には、2回目の接種を行わないよう改めて通知しました。
一方、花粉症などのアレルギー性鼻炎や、アトピー性の皮膚炎、気管支ぜんそく、それに食物アレルギーなどがある人でも接種は可能とし、症状が短時間で出る人は接種後30分間経過を観察するよう求めています。
花粉症や食物アレルギーなどの人も接種可能 厚労省通知|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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