株式会社CAN EAT(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田ヶ原絵里、以下「CAN EAT」)は、QRコードひとつでゲストの正確なアレルギー情報を把握できる「アレルギーヒアリングシステム( https://biz.caneat.jp/allergyhearing/ )」において、旅行代理店・宿泊事業者向けの「クラス・番号入力プラン」を新たに提供開始しました。
修学旅行など教育旅行で児童生徒の詳細なアレルギー情報とクラス・番号を紐づけることにより、さらに正確で効率的なアレルギー対応を実現します。
■子どもの食物アレルギーは年々増加。修学旅行生でのアレルギー対応は必須の時代に
昨今、食物アレルギーがある子どもの数は増加傾向にあります。2023年に公益財団法人・日本学校保健会が全国の公立小中高校を対象として実施した調査(※)では、食物アレルギーのある児童生徒数は約52万7千人(全体の6.3%)にのぼり、9年前の前回調査より約12万人増加しました。なかには重篤なアレルギーがある子どもも多く、修学旅行をはじめとする教育旅行ではアレルギー対応が必須の事項となっています。
従来より、教育旅行のアレルギー対応は旅行代理店が仲介するケースが多く、正確なアレルギー情報をとりまとめるには、【子ども・保護者】−【学校】−【旅行代理店】−【宿泊事業者】の間での口頭や書面によるコミュニケーションが必要とされてきました。
食材の加熱の有無など、アレルギーを発症する条件には個人差があるため、詳しい聞き取り調査や何往復ものやりとりが必要な場合もあり、コミュニケーションの効率性と情報の正確性が大きな課題となっています。
情報の伝え間違いや把握漏れによる事故リスクへの懸念から、修学旅行への参加を諦めたり、保護者が自費で付き添ったりするケースもあり、アレルギーがある子どもと保護者が安心して旅行に臨める体制づくりが求められてきました。
こうした課題の解決に役立つツールが、CAN EATが開発・運営する「アレルギーヒアリングシステム」です。
※参考「令和4年度アレルギー疾患に関する調査報告」
https://www.gakkohoken.jp/books/archives/265
■修学旅行生のアレルギー情報をホテル・旅館が直接把握。アレルギーヒアリングシステムに「クラス・番号入力プラン」が新登場
「アレルギーヒアリングシステム(https://biz.caneat.jp/allergyhearing/ )」では、詳細なアレルギー情報をゲスト本人に直接入力していただくことで、正確なアレルギー情報をスムーズに把握できます。アレルギー対応にかかるコミュニケーションを円滑化し、事故リスクを低減できるため、ホテル・レストランでの婚礼や宴会など、幅広い用途でご活用いただいています。
新型コロナウイルスによる外出制限が緩和されて以降は、修学旅行でのとりまとめ事例も多く、ご好評をいただいています。そこでこの度、学校単位でさらに便利にご利用いただくために、「クラス・番号入力プラン」をリリースしました。
児童生徒の詳細なアレルギー情報とクラス・番号を紐づけることにより、アレルギー情報のとりまとめ作業をさらに手厚くサポートし、アレルギーがある子どもとその保護者が安心して教育旅行の日を迎えられる環境づくりに寄与します。
■クラス・番号入力プランの活用方法
1.アレルギー情報のとりまとめを担う旅行代理店や宿泊事業者は、アレルギーヒアリングシステムのアカウントを取得し、児童生徒や保護者がアレルギー情報を直接入力するための専用QRコードを学校に提供します。
2.学校は、お便りやメールなどの方法で各家庭に専用QRコードを配布します。
<図:各家庭に配布するお便りの例>
3.アレルギー対応の必要がある児童生徒や保護者は、クラス・番号などの情報を入力します。
<図:個人情報入力画面のイメージ>
4.そのままガイドに従って詳細なアレルギー情報を入力・選択します。
<図:アレルギー入力画面のイメージ>
5.アレルギー対応を行うホテルや旅館のスタッフは、アレルギー対応が必要な児童・生徒の情報を見やすい一覧で確認できます。
<図:アレルギー表の例>
■アレルギーヒアリングシステムについて
アレルギーヒアリングシステムは、団体会食の出席予定ゲストの食事制限に関する情報を事前に直接入力していただくことで、食物アレルギーやベジタリアン、妊娠・授乳中などの詳細な情報を正確かつスムーズに把握できるサービスです。
「食べられないもの」はもちろん、「提供してよいもの」の情報を集めることもできるため、代替食の提案にも活用可能。ゲストの申請画面に表示する食材の種類や確認事項・注意事項も自由に設定できるため、施設のキッチン事情に適した形でご利用いただけます。
・アレルギーがあるご本人の回答を一括でとりまとめ。打ち合わせや事前準備がスムーズに進み、プランナーの負担を軽減できる。
・「ももアレルギーの方に、他のバラ科や大豆などのアレルギーはあるか」といったアレルゲンの交差抗原性に関する確認も可能
・詳しいアレルギー情報を一覧にしてプリントアウト。プランナー・キッチン間のコミュニケーションの効率化とミスの防止に役立つ。
・既存の配席表システムやWeb招待状サービスと連携。アレルギー情報が自動でバンケット指示書(配席表)に連携されることで転記ミスを防ぐ。
・サービス利用時においてアレルギー事故が発生した場合に治療費や見舞金を補償する保険が附帯。安心して使える。
・多言語対応済。海外のゲストも簡単にアレルギー情報を登録できる。
サービス紹介ページ:https://biz.caneat.jp/allergyhearing/
導入事例一覧:https://biz.caneat.jp/category/allergyhearing/
お問い合わせフォーム:https://biz.caneat.jp/allergyhearing/contact/
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アレルギーヒアリングシステムに「クラス・番号入力プラン」が新登場。修学旅行での食物アレルギー対応を支援 - PR TIMES
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