「生ドーナツ」や「生どら焼き」、「生チーズケーキ」など、近年よく耳にする「生」という言葉の付いたスイーツ。そんななか、コンビニチェーン「ローソン」(代表:竹増 貞信)からも8月8日、「生マフィン」が登場した。そもそも「生」ってどういうこと!?
■ 「生」=「焼いていない」ではなく・・・
今回手に取ったのは、「生マフィン with 食物繊維」(297円)。取り出してみると、ほろほろと崩れてしまうほど繊細で、通常のマフィンと手に持った時の感覚の違いにも驚き。一口食べてみると、トッピングのアーモンドやくるみの香ばしい食感が口にあたる。
マフィンはほんのりとキャラメルの風味が感じられ、素朴な甘味。手に持った時の崩れるような感覚とは裏腹に、食べてみると粘り気があり、同時にモチモチとした食感も。トップの「クリーム」と「はちみつソース」が良いアクセントとなっており、牛乳やコーヒーとも相性抜群だ。
「生」と名付けられた同商品だが、「RAW」(焼いていない)という感じは見受けられず、ローソン広報担当に実態を伺ってみると「通常、マフィンは常温で販売されていることが多く、その食感もサクっとしているかと思います。しかしながらこちらの商品は、『チルド扱い』。そのため食感もしっとりしていると思います」なるほど、確かに販売されていたのは、冷蔵ショーケースだった。
そして、「その2つのイメージから生マフィンと名付けました」とのことで、「生マフィン」の「生」は、「焼いていない」という意味合いではなく、「真夏に嬉しいひんやりチルドスイーツ」と「食感のしっとりさ」からの所以だった。
文・写真/高岡奈津古
「生マフィン」って何なん? ローソンの気になる新作を調査 ... - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社)
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