「防災豆知識」は「食物アレルギーに理解を」です。
食物アレルギーのある人が卵や小麦など特定の食品を口にすると、皮膚が腫れたり、呼吸が困難になったりするなどの症状が起きて、最悪の場合、命に関わるおそれもあります。
特に困るのが災害時で、東日本大震災では、自治体が備蓄していた食料や避難所に届けられる支援物資がアレルギーに対応しておらず、食べられないケースが相次ぎました。
また、食物アレルギーがあることを周りの人に伝えられなかったり、理解されなかったりした例もありました。
これを教訓に、米粉を使った乾パンや小麦粉を使っていないレトルトカレーなど、アレルギーに対応した非常食の開発が進められました。
アレルギーのある人とその家族はアレルギーに対応した非常食をできるだけ多めに備蓄し、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
また、「非常持ち出し品」の中に食物アレルギーがあることを周囲に知らせるカードなどを入れておくとよいでしょう。
周りの人も、食物アレルギーが命に関わることがあることを理解して、避難生活で配慮する必要があります。
家庭や地域で食物アレルギーへの理解と非常時の対策を進めておくとよいでしょう。
防災豆知識 「食物アレルギーに理解を」|NHK 和歌山県のニュース - nhk.or.jp
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