ヘアカラー剤最大手のホーユー(名古屋市)は28日、食物アレルギーの検査を請け負う新規事業に参入したと明らかにした。主力商品の開発で培ったアレルギー性皮膚炎の研究成果を応用。専門の医療機関などから検体を回収し、同社の研究所で卵や小麦など食物アレルギーを分析・評価するビジネスを11月に始めた。将来的には小規模なクリニックからも分析を受託する体制づくりを目指す。
コロナ禍で外出が減り、ヘアカラー剤は家庭用の販売が低迷。ここにきて美容院向けの業務用が持ち直したほか、円安で海外事業の収益が膨らみ、同社業績には回復の兆しがうかがえる。ただ、主力の白髪染めの国内市場は人口減少で将来的に縮小が避けられず、新規ビジネスによる収益拡大に取り組む。
ホーユーの白髪染めは長い歴史があり、アレルギーの研究も続けてきた。佐々木義広社長は「精度の高いアレルギー分析ができる」と述べ、検査事業の拡大に意欲を示すとともに、検査薬の発売も目指す考えを表明した。 (C)時事通信社
食物アレルギー検査に参入=医療機関向け―ホーユー - 時事メディカル
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