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Friday, November 26, 2021

心臓病の予防にも! 知っておくべき、「ビーツ」の栄養価と健康メリット - ハーパーズ バザー・オンライン

beetroot

foodandwinephotographyGetty Images

ミネソタ州のメイヨー・クリニックによると、ビーツの正式名称ビートルートは、心臓やGI(食後血糖値の上昇を示す指標)にいい低カロリー食品だ。さらに、ビーツは健康にメリットのあるものが多く含まれているというだけではない。

「ビートルートは鉄分やカリウム、ビタミンCなど体に不可欠な栄養素が豊富で、食物繊維の供給源としても優れています」と、Grace Pascale Nutritionの栄養士で創業者のグレース・パスカルは言う。

そこで栄養価から健康メリットまで、ビーツについて知っておくべきことをまとめてみた。

ビーツの種類

  1. レッド:ローストしても、伝統的なボルシチのようにスープにしても美味しい。
  2. ゴールデン:これもスープにまろやかな風味を加える種類で、野菜炒めにしても◎。
  3. キオッジャ:中がペパーミントキャンディのようにストライプ状になっている。生でもサイドディッシュとして調理するのもいい。
  4. ベイビービーツ:葉のついた生のまま軽くドレッシングをかけてサーブすれば、素晴らしい前菜に!

ビーツの栄養価

ビーツ1カップには以下のような栄養素が含まれている。

  • カロリー:58
  • 総脂肪:0.2g
  • ナトリウム:106㎎
  • 総炭水化物:13g
  • 食物繊維:3.8g
  • 砂糖:9.2g
  • タンパク質:2.2g
  • カルシウム:21.76㎎
  • 鉄分:1.09mg
  • カリウム:442mg

ビーツに炭水化物は入っている?

1カップあたり13gと、炭水化物量は多めと考えられている。炭水化物摂取を抑えようとしている人はほどほどに。

食物繊維は?

ビーツは食物繊維の優れた供給源。クリーヴランド・クリニックによると、食物繊維は血糖値をコントロールするのに加えてコレステロールを抑制し、便秘予防に役立つ。

主要ビタミンやミネラル類は?

  • ベタニン:クリーヴランド・クリニックのデータでは、この天然の色素は抗酸化物質が豊富で、心臓病やガンから細胞を保護するとしている。また、ベタニンは抗炎症物質で、2型糖尿病に関連した炎症や高血圧、心臓病、喘息、肥満などと闘う。
  • 葉酸、カリウム、マグネシウム、ビタミンC:ビーツはこれらすべてを摂取する素晴らしい手段。これらの栄養素がなぜ重要かというと、まず葉酸は基本的な細胞機能の鍵になる必須栄養素。カリウムは体が正常な水分レベルを維持するのに役立つ。マグネシウムは骨と心臓の健康に重要で、ビタミンCは心臓や目、免疫機能を保護する。
bowl of beetroot salad with avocado, feta, walnuts and parsley

Westend61Getty Images

他にメリットは?

ビーツには高レベルの硝酸エステルが含まれている。ハーバード大学医科大学院のデータによると、硝酸エステルは消化器官で一酸化窒素に変換される。そして一酸化窒素が血管を弛緩させる役目を果たして血管を広げ、血圧を自然に低下させる。

さらなる研究で、ビーツに含まれる硝酸エステルは、心臓病になると起こりがちな交感神経系の刺激過度をカットする可能性があることがわかっている。実際、ビーツジュースは将来、心血管疾患の治療薬になる可能性がある。

また新しい研究で、ビーツに含まれる硝酸エステルは、視力を失う原因になる、年齢による黄斑変性症の初期症状を発症するリスクを低減する可能性があることがわかった。毎日ビーツの硝酸エステルを100〜142㎎摂取すると、この病気のリスクを35%低減することにつながることがわかっている。

エクセター大学の新しい研究からは、ビーツ果汁に含まれる硝酸エステルは血管の健康を増進する特定の口内細菌のミックスを促進するのに加え、脳の機能も高める可能性があることがわかっている。

肌へのメリット

ビタミンCがたっぷり含まれているということは健康的な肌を目指している人にぴったり。ビタミンCはUVによるダメージを食い止める、もしくは対処する可能性がある。だからビーツをたくさん食べることは肌を改善するのに役立つ。

痩せる効果は?

「ビーツに含まれる食物繊維は、体の体重範囲の設定値を決定する重要な要素である腸内微生物に栄養を与えることで体重コントロールを助け、満腹感や満足感を与えます」とパスカル。

ビーツの副反応として考えられることは?

ビーツが好きなら、毎日食べても大丈夫なのだろうかと疑問に思うかもしれない。腎臓結石のある人はほどほどにすべきだとクリーヴランド・クリニックのデータは示している。結石を成長させるシュウ酸エステルが含まれているからだ。

また、低FODMAP(小腸で吸収されにくい糖質の総称)の食事法を実践しようとしている人は、ビーツにはオリゴ糖と呼ばれる天然の糖分が高レベルで含まれていることを知っているはず。例えば4切れを2切れにするなど、通常食べる量を半分に減らしてみて。

結論

健康にメリットがあるだけでなく、ビーツは美味しく、とても万能な野菜だ。「蒸してもマリネにしても、刻んでサラダやタコスにトッピングしても、サンドイッチの具材として酢漬けにしても、豆類や野菜と合わせてベジバーガーを作って、タンパク質たっぷりの代替肉にしても美味しいですよ」とパスカルは勧めている。

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

Translation: Mitsuko Kanno From Good Housekeeping US

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