(※1)副読本とは、小学校・中学校などの授業で使用される、文部科学省による検定に合格した「教科用図書(教科書)」を補完する図書。もしくは教科書がない教科の教科書の代わりとして使用される図書。
■オンライン出前授業内容
1.副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」を活用した食物アレルギーについてのクイズと解説
2.プロジェクトA各社の食物アレルギー配慮商品に触れ、表示の工夫や見方を学習
3.ケンミン食品の商品や製造方法などの説明
4.質疑応答・個人ワーク
■授業の当日の様子
オンラインでも子どもたちにわかりやすく、積極的に参加してもらうために「卵アレルギーの人が食べられない可能性が高い食事は次のうちどれでしょうか?」などクイズを中心に授業を展開。実際の行動につながるよう、身近なプロジェクトA各社のアレルギー配慮商品を実際に見て表示を確認してもらったり、子どもたちの質問に答える時間を充実させたりするなど、コミュニケーションを大切にしながら実施しました。子どもたちからは、「もっとアレルギーについて知りたくなった」、「食物アレルギーのある人がいたらこの授業を思い出して私がごはんを作りたい」、「食物アレルギーのお友達にお菓子をあげる時、相手も表示を見れるように袋ごと持って行くように気をつける」などの感想をいただきました。最後の質疑応答では子どもたちから多くの質問が寄せられ、授業後の食物アレルギーへの関心の高まりがうかがえました。
■先生からの感想
「家庭科の食について学ぶ上で、配慮する事でみんなが楽しく食べられるという気持ちを学べたのでよかった」、「実際に食品を開発しておられる方々のお話を伺える貴重な機会だったので普段の授業と比べて非常に興味を持っていた」という感想をいただきました。
■副読本の反響と今後の展開
副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』は2021年5月に3万部を配布開始。好評のため9月には5万部を増刷して全16のエリア(※2)の小学校を中心に案内し、お申込みをいただいた学校に希望数を無料配布しています。先生から「食物アレルギーの児童が年々増加している中で、現場としてもありがたい」という声が寄せられ、保護者からも「食物アレルギーについて、より多くの人に理解してもらえることを期待している」などの反響をいただいています。
この副読本や、オンライン出前授業を通して子どもたちの食物アレルギーへの理解・関心がさらに深まり、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、自分でできることを考えて行動することに繋がるよう今後も活動してまいります。 オンライン出前授業は、副読本をお申込みいただいた小学校に案内して随時受け付けしています。プロジェクトA参画企業が順次講師を担当し、授業を行う予定です。
(※2)北海道、宮城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、熊本県 <書籍詳細情報>小学校家庭科・健康教育・食育副読本 『知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』
監 修:今井 孝成(昭和大学医学部 小児科学講座 教授)
編集委員:曽我部 多美(前全国小学校家庭科教育研究会会長)
桂 恵美(東京都府中市立府中第一小学校養護教諭)
編集協力:長谷川 実穂(小児アレルギーエデュケーター 管理栄養士)
発 行:プロジェクトA(オタフクソース株式会社・ケンミン食品株式会社・株式会社永谷園、日本ハム株式会社・ハウス食品株式会社)
制 作:株式会社全教図
食物アレルギーに関するオンライン出前授業を初開催! ~兵庫県の小学6年生39名が参加~ - PR TIMES
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