Rechercher dans ce blog

Wednesday, July 14, 2021

太古の海で食物連鎖の頂点に君臨ティロサウルス・プロリゲル 全長13mの全身化石複製 福井県立恐竜博物館「海竜展」 - 福井新聞

モササウルス類の「ティロサウルス・プロリゲル」の複製全身骨格化石。全長約13メートルと迫力十分=福井県勝山市の福井県立恐竜博物館

モササウルス類の「ティロサウルス・プロリゲル」の複製全身骨格化石。全長約13メートルと迫力十分=福井県勝山市の福井県立恐竜博物館

 1億年前の海に君臨していたモササウルス類の一種が、ティロサウルス・プロリゲル。今回は約8千万年前(白亜紀後期)の米国カンザス州の地層で、1911年に発見された全身の化石の複製を展示する。発掘者の名前から「バンカー」という愛称を持つ個体で、全長約13メートルと同種の化石では最大という。

 別の複数の個体の化石からは胃の内容物も見つかっている。サメの歯のほか、小型のモササウルス類や首長竜の骨などが含まれ、太古の海で食物連鎖の頂点にいたことを示している。頭部に別の個体のものとみられるティロサウルスの歯形が残る化石もあるという。

 頭部はモササウルスと比べ、きゃしゃな印象。ただヘビのように頭の中やあごに関節があり、それを外して「獲物」を飲み込んでいたとみられる。上あごの内部に「翼状骨歯(よくじょうこっし)」という歯があるのも特徴の一つで、食べるのを補助する役割があったと考えられている。

 ×  ×  ×

 福井県立恐竜博物館(勝山市)の特別展「海竜~恐竜時代の海の猛者たち~」(同博物館、福井新聞社主催)が7月16日に始まる。絶滅した海生爬虫(はちゅう)類に焦点を当てた同館初の企画で、展示標本の一部を開幕に先駆けて紹介する。

Adblock test (Why?)


太古の海で食物連鎖の頂点に君臨ティロサウルス・プロリゲル 全長13mの全身化石複製 福井県立恐竜博物館「海竜展」 - 福井新聞
Read More

No comments:

Post a Comment

食物学科 「管理栄養士国家試験」合格を祈願して激励会を開催|学部・大学院|美作大学 - 美作大学

食物学科 「管理栄養士国家試験」合格を祈願して激励会を開催 2024年01月30日 食物学科 1月25日(木曜)、食物学科4年生が3月3日(日曜)に行われる「第38回管理栄養士国家試験」に向けて、全員合格を祈願して激励会を行いました。 昨年度国家試験を受験し合格した...