やせたいのはウソじゃないけれど、運動なんてしたくないし、食べるのをがまんするなんてもっとムリ。みんなそう思っているからこそ、売れているのは、本当においしくて、安くて、結果が出る「ダイエット食品」。おなじみのあの商品から次世代食品まで、人気の健康食を紹介する。
国内最大級のダイエット商品専門クチコミサイト「ダイエットカフェ」を運営する福田尚広さんによると、満足度が高い商品は、体重が減るだけではなく、コスパもいいと話す。低価格で続けやすく、しっかり効果を実感できるものが、いま人気のダイエット食品の共通点だ。
いつものご飯に“やせる栄養素”を足す
腹持ちのいい食品の代表選手は、白米に混ぜる『マンナンヒカリ』。こんにゃく精粉などでできた、お米そっくりの“低カロリー・低糖質ご飯”だ。本物のお米に混ぜて炊くだけで、ご飯のカロリーや糖質を減らし、さらに食物繊維がプラスできる。管理栄養士の菊池真由子さんもすすめる。
「精製された白い炭水化物は、糖質が多く、血糖値を急上昇させて、結果的に体に脂肪がたまりやすくなる。白米はその代表です。一方、精製されていない玄米や雑穀米は、代謝を高めるビタミンB群や食物繊維が豊富でダイエット向き。しかし、独特のにおいと食感があるものもあり、続かないという人が多いのです。『マンナンヒカリ』は、見た目も食感も白米にとても近い。おいしさを損なわずに、無理なく糖質をカットできます」(菊池さん・以下同)
このように、白米に混ぜることで、糖質量をコントロールしながらダイエットに必要な栄養素を補える食品が人気。
たとえば『サプリ米』は、白米1合に対し、小さじ1杯くらいを混ぜて炊くことで、栄養を強化できる。
「精米時に特殊な技術で栄養素をコーティングしたもので、現代人に不足しがちな5種類のビタミンと鉄分を補給できるもののほか、カルシウムや葉酸を補えるものもあります。不足しがちな栄養素を補うことで、やせやすい体づくりに役立ちます」
ダイエットに不可欠な栄養素といえば、腸内環境を整える食物繊維。特に、腸の中で水分を吸ってゲル状になり、腸の“大掃除”をしてくれる水溶性食物繊維は、意識して摂取したい。
「水溶性食物繊維の大麦β-グルカンが含まれている『大麦効果』は、腸内環境を整え、コレステロール値を下げるのにも役立ちます」
テレビCMでよく目にする『からだすこやか茶RW』には、水溶性食物繊維の「難消化性デキストリン」が含まれている。「脂肪と糖の吸収を抑える」とうたっているのは、水溶性食物繊維の働きによる。
「これは特定保健用食品(トクホ)で、いわば国のお墨つき。効果も安全性も確認済みです」
ただし、継続して飲み続けないと、効果を実感しにくいとも。パッケージでは、食事ごとに1回350mlを飲むのを目安として表記している。ちなみに、トクホの効果と安全性は「3か月間、毎日連続して摂取し続ける」ことが前提になっている。
「今日は揚げものを食べたから飲んでおこう」などと、ランダムに飲むだけでは、ただのお茶と同じということ。
ダイエット食品も「継続は力なり」のようだ。
専門家が推す巣ごもりダイエット食品 次にくるのは「完全食」か - NEWSポストセブン
Read More
No comments:
Post a Comment